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Made in Japanブランドの復活 [テレビ]

●NHKスペシャル
先日放送された、NHKスペシャル枠の『メイド・イン・ジャパンの命運』。金融危機の影響が最も大きく出た日本経済。間もなく中国に抜かれGDP世界第3位に転落するのは必至。こうしたグローバル経済の荒波の中で、何を作り、何で稼いでいくべきなのか。世界最強のブランドと謳われた“メイド・イン・ジャパン”が、今、光を求めて必死にもがいている。

●リーマンショック
この番組を見ながら、最近読んだ新聞のコラム「戦後最悪不況」を思い出した。このコラムでは、”人口統計が答えを出したぞっとするような将来”予測が描かれていた。”ゼロ成長時代をもたらす根本原因は、人口構成が変化して労働人口が減少することである”、というポール・ウォーレス著『人口ピラミッドがひっくり返るとき 高齢化社会の新経済ルール』の一説を引用しながら、不動産を例に分かりやすく説明。「リーマンショック」が起きた時、当時の政府は、日本はアメリカやEUに比べて不良債権の被害が最も少ないので、経済はさほど落ち込まないだろうと予測していたのだが・・・。

●GDP下落
しかし現実は、この予測とはまったく異なり、日本のGDP下落幅は先進国最大となってしまった。新政府は、「輸出がだめなら内需拡大」をと呼びかけてはいるが、急速な少子高齢化と不況の逆風で、内需の拡大期待は望めそうもない。コラムではさらに、”日本で起こっていることは、今後20年、30年後に世界で起こることの予感的前兆であり、決して一時的なものではない”、ともいっている。

●最終結論
すべては人口統計で決まる。これが最新の社会科学が出す最終結論のようです。要は、人口減少が続く限り、現在の日本経済を救う手立てはないということに・・・。しかし、間もなく「中国にGDPで抜かれ3位に転落する」という事実を悲観的に考えるのは早計ではないだろうか。「隣国の経済発展に日本も参加する」くらいの気持ちで、「これからの物作り」のあり方を考える必要があると思うのですが。。。

Made in Japanの前に道はなく、後ろに道が出来るのだろうか?
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