SSブログ

宴のあと [歳時記]

☆オリンピックイヤー
今年は4年に一度の閏年、そしてオリンピックの年です。「冬季オリンピックイヤーは大雪」というデータがあるそうですが、今年のオリンピックは夏季開催です。しかし、北海道から山陰地方まで大雪のニュースが聞かれます。南関東地方でも、「春」が来るまであと何回かは雪を見ることになりそうです。

☆閏月
ところで、太陰太陽暦では今年は閏月があります。閏月は2~3年に一度あるのですが、今年の閏月は新暦4月21日の新月で二回目の三月、閏三月となります。前回の閏月は2009年6月23日の新月から始まった閏五月。旧暦の場合、新暦の2月29日の1日だけの調整とは異なり、閏月が入る季節が異なっています。

☆中気と節気
中国農暦の法則では、「二十四節気のうち中気の入らない月を閏月とする」という決まりがあるようです。二十四節気のうち冬至、春分、夏至、秋分などの太陽黄経が30の倍数であるものを中気、そうでないもの、立春、立夏、立秋、立冬などを節気としています。一ヵ月が29日か30日の旧暦に、15日または16日ごとの節気、中気を配置すると、32ヵ月か33ヵ月目に中気が入らない月が出てきます。

☆クロガネモチ
家の庭の「クロガネモチの木」に最近まで赤い実が鈴生りになっていました。例年だと、2月を迎える頃には赤い実はすっかりなくなっているので、「鳥の世界にも異変が・・・?」などと訝っていました。ところが、ある日気づいたらたわわに生っていたクロガネモチの実はすっかり姿を消していました。細君は、「そう言えば何日か前、ヒヨドリたちが集会を開いていたような。。。」とのん気なことを言っていました。そういえば、何だか騒がしかったような気もします。

☆暦とカレンダー
記録しているわけではないのでアバウトな感覚ですが、実がなくなるのが例年より一ヵ月ほど遅いような気もします。偵察のヒヨドリが何回かやって来ては、クロガネモチの実がおいしく熟す頃合いを観察していたようです。カレンダーに頼る人間には、自然の季節の推移を感じ取るのはなかなか難しいようです。

ヒヨドリの宴の後には、彼らの置き土産がウッドデッキや、ベランダ、庭じゅうに...。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

”幸せ”の尺度今そこにある危機 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。