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明日は半夏生 [歳時記]

☆夏越の祓え
早いもので、今年も半分が過ぎようとしています。今日6月30日は、大祓、夏越の祓です。この半年の罪や穢れを祓い、明日7月1日から大晦日までの半年間の無病息災を願う一日でもあります。6月21日の夏至、30日の夏越の祓そして7月1日の半夏生と、昔の人たちは夏に向かう心構えを、このような節目ごとに感じ取っていたのでしょうか。

☆カラ梅雨?
あと2週間ぐらいで梅雨明けを迎えることになると思われますが、私の住んでいる地域では雨の少ない梅雨で終わるかもしれません。もちろん、台風の影響で豪雨となった時は大変でしたが・・・。家の庭では、モッコウバラの蔓を絡ませているアーチが根元からポッキリ。朝起きて見た時はビックリ。

☆閏月
今年の旧暦では「閏三月」が入り、十三ヵ月の年になります。この閏月が、どの季節に入るかによって、その年の季節感のズレが分かります。閏三月が入ることで春が一ヵ月長くなりました。春が長い年は、猛暑の夏になるといわれています。気象庁の長期予報によると、今年の夏は暑い夏になるようです。旧暦からも、予想通りになりそうです。

☆「水無月」
「魔除けの赤」(2009年6月)でも書きましたが、京都では夏越祓に「水無月」という、菱形のういろうの上に煮た小豆がのせられている和菓子を食べる習慣があります。小豆は漢方でも解毒の効能が認められており、気温がさらに上昇し湿度が高く蒸し暑くなる京都では、理にかなった先人の知恵が生かされているようです。

☆半夏生
ところで、明日7月1日は半夏生。「蛸」の日です。昔の農家にとっては「八十八夜」と同様、大切な節目の日だったようです。稲を植えていない菜園初心者の私も、これからの暑い夏を乗り越え、大晦日までの半年を無事に過ごしていけるよう、タウリンたっぷりの「タコ」を食べることにしましょう。先人の知恵には学ぶことが多々あります。

小豆たっぷりの和菓子でも買おうかと、ふくを動物病院に連れて行った帰りによった菓子のチェーン店。何と、「水無月」が売られていました。これで半年間の穢れが祓われるかな・・・?
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