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下落C波継続中 [株式投資初心者]

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◉ 11月の雇用統計、非農業部門雇用者数:前回 25万人、予想 20万人、結果 15.5万人で予想に届かない結果となりました。失業率は9月以降 3.7%、非常に低い失業率を維持しています。予想より弱い雇用統計を受けて米国株は大幅続落となりました。特にS&P500株価は3月以降で最大の下げとなっています。

◉ NY-DOWはダブル底から強い上昇かと思われましたが、トランプ政権が中国との貿易戦争(ファーウエイ・ショック)をよりつき進めた事、さらに金融市場では、現実のものとなりつつある逆イールド化(短期金利が長期金利よりも高くなること)への恐怖心の広がりなどで株価の下げを大きくしているようです。

◉ Quickレポート:「米景気後退の兆し、ここにも 先行指数のダウ輸送株が急落」4日の米株式市場で景気の先行指数とされる「ダウ輸送株平均」が急落しているそうです。

◉ それでは、「米国がくしゃみをすると日本は風邪を引く」日本経済はどうなるのでしょうか。12月3日 Quickレポート:「日本企業業績見通し「下方修正」が優勢 QUICKコンセンサスDI、2年ぶりのマイナス幅に」主要企業の業績予想の変化を示すQUICKコンセンサスDI(11月末)は、金融を含む全産業ベースでマイナス17と、前月(マイナス10)から7ポイント悪化しているそうです。

◉ これらがすべて明日からの市場に対して変化をもたらすものではありませんが、日経平均の日足チャートは、「ダブル底」が崩れてフォーメーションが「フラッグ」へと変化しています。「フラッグ」はトレンド回帰型で、現在の下落3波の最終C波が更に下落することを意味しています。

◉ 最終C波に現れた「フラッグ」を見て思い出すのは、2016年6月24日の英国のEU離脱の悪夢です。日経平均はこの時、最終C波に現れた「フラッグ」が強い下落を作っています。6月24日の時もそうですが「フラッグ」は5波動目でフェイラースイングすることが多いのですが、今回はどうでしょう。

相場は予測不可能な世界です。本当に「フラッグ」なのかは振り返って見なければわかりません。

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