相場はリスクオフか [株式投資初心者]
◉ 31日:Bloomberg 「トランプ政権、メキシコからの全製品に5%関税」トランプ大統領は30日、「メキシコを通じた不法移民流入が止まるまで、米国は6月10日をもって全製品に5%関税を課す」とツイート。関税率は不法移民の問題が解消されるまで徐々に引き上げらる予定だそうです。
◉ 31日の米国株は続落、NY-DOWは週間で2011年以降で最長の6週間連続下落、S&P500は週間、月間で今年最大の下落となりました。また米国債は買われて続伸、10年債利回りは2.13%まで急落ついにFFレート(フェデラル・ファンド レート)の2.4%を下回り長短金利逆転となっています。これで、トランプ氏のFRBに対するFFレート利下げ要求はさらに強まることになるのでしょう。
◉ 日米ともに株安が進んでいるのに何故か為替($¥)は円高に動きませんでした。その背景にはGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のドル買いで109円ラインを維持すべく動きがあったようです。円高阻止という年金運用が収益につながるのでしょうか。去年、3カ月間で14兆円という大きな損失を出しているGPIF、金を買うのならまだしも...。 31日、トランプ氏のツイートであっさり109円を割ってしまいました。
◉ 日経平均日足は下落3波の最終C波に入っています。このC波はエンディングダイアゴナルと思われる波が出現しているようで、来週中に下落3波動は終わるような気がします。そうなると来週以降は反発上昇相場を期待したいところなのですが、問題は週足です。52週線が4週後にデットクロスする可能性高くなっています。
◉ ” 6月相場は上値が重く短期の反発があっても強い上昇は期待できない” と読んでいます。日経平均長期の上昇トレンドラインは直近で20,000円周辺にあります。この辺りが、6月以降の相場の底と読んでいますがどうでしょう。いつも読みが外れてしまう...。
政府がトランプ氏と約束した8月の条約の中身が気になりますね。
2019-06-01 17:56
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