SSブログ
健康管理 ブログトップ
前の10件 | -

ふくに付き合って減量! [健康管理]

☆ランニング
2ヵ月ぶりに、ジムでランニングをしてきました。ものすごく身体が重く、以前の数倍もきつく感じられたランニングでした。最近、腹回りが少々ふっくらしてきたのではと、気にはしていたのですが・・・。

☆ヘルスメーター
我が家には、ヘルスメーターというものがありません。30年近く前に購入した古いバネ式の体重計があったのですが、私がしつこく細君に体重測定を勧めた結果、リフォームの際の「断捨離」の対象となり廃棄処分に。。。それ以来、購入リストに載せてはくれません。

☆身体も冬仕様
というわけで、体重はジムで測定しています。結果は、この2ヵ月で何と3㎏近くも増加していました。毎年の傾向なのですが、冬場はどうしても体重が増加します。理由は、大好きな鍋料理の機会が増えてついつい食べ過ぎること、そして運動不足です。しかし、この冬はそれだけではなく、株のデイトレでPCに張り付いている時間が長かったことも大きな要因のようです。

☆血圧と体重
ここ6年間ほど、体重の変化を記録しています。その結果、気づいたある傾向。それは、体重の増加と血圧の関係です。体重が増加すると血圧も高くなるという因果関係があること。ただ、体重の増加は冬期が主なので、細君が言うように、塩分の摂取量が増加するからかも知れませんが・・・。

☆体内脂肪
記録を見ると、体重が68㎏前後では血圧も安定しています。しかし、69~71㎏の範囲に入ってくると、血圧も高くなってくるのです。もちろん、体重増加に伴い体内脂肪も1.5kg近く増加しているので、血圧を上昇させる要因になっているのかも知れません。ともあれ、安定した血圧を得るためにも、減量して68㎏台へ落とす努力をしなくては!

☆見直し
ところで、最近の新聞に『メタボ検診を見直し』という記事が掲載されていました。従来の腹囲でのメタボ診断は根拠が薄く、脳卒中や心筋梗塞の発症率に関係が無いという結論が出されたようなのです。要は、肥満でなくても血圧や血糖値などが基準を超えると脳血栓や心血管疾患が増えることが明らかになったそうです。

本当に肥満は「無罪」なのだろうか?体内脂肪1.5kgを削って、血圧との因果関係を証明するぞ!ふくも減量していることだし。

ホットスポット・ミステリー [健康管理]

●夜光塗料?
世田谷のホットスポット騒動、原発事故の影響ではないようだ。夜光塗料などに使用されていた「ラジウム226」だったと推定されている。

●なぜ床下に?
しかし、なぜ高濃度の放射線を発生する「ラジウム226」が民家の床下に長期間放置されていたのだろうか?新しい謎が生まれた。ミステリアスな事件として、しばらくは週刊誌などで盛んに取り上げられることだろう。

●ガン発生で禁止!
ラジウムは、戦前から戦後にかけてガン治療にも広く使われ、軍艦や戦車などの計器の文字盤にも用いられたそうだ。しかし、職人が筆の先を舐めながら文字盤に夜光塗料を直接塗る作業をしたため、ガンが多発して使用禁止になったようです。ガン細胞を破壊する強力な放射線、正常な人体にも多大な影響を及ぼすのはまちがいありません。

●ドクター・ハウス
この顛末を聞いた時、”Dr.HOUSE(ドクター・ハウス)”というアメリカの「医療ミステリー」番組のあるエピソードを思い出した。ゴールデングローブ賞やエミー賞の常連だったこのドラマシリーズ、日本ではかつて日本テレビで深夜に放送されていました。

●「患者もウソをつく」
偏屈で無愛想な診断医が、難病患者の病気の原因を解明していくこのドラマのシーズン2第5話、「嘘つき親子」。突然大量に吐血して救急搬送されてきた危篤状態の若者。付き添った父親は、ドクターに自分は建設会社の社長であると言うのだが...。父親は、職場で拾った物をよかれと思って息子にプレゼント。息子はそれがどのような物質であるかを知らずお守りとして大事に持ち歩いた。その結果、知らずに被曝してしまうという悲劇的なケースだった。

●自衛手段
ところで、最近新たなホットスポットの存在が話題になっている。横浜市港北区の2ヵ所で放射性ストロンチウムが検出、千葉県船橋市の公園でセシウムが検出されている。これらは、住民による検査がきっかけで発見されている。住民たちが通学路やその周辺を検査しなかったら、世田谷のラジウムも発見されないままだったかも・・・。

至る所に放射性物質の危険が潜んでいるかも知れないと、疑心暗鬼になりそうだ。東京海洋大のチームは、15日福島県いわき市の沿岸で今年7月に採取したプランクトンから、高濃度の放射性セシウムを検出したと発表している。

どうしよう?レントゲン検査 [健康管理]

●受診券セット
今年も、市から「特定健診(メタボ健診)」の受診券セットが届きました。昨年は「胃がん検診」をパスしたので、今年は受けようかと思っていました。しかし、ここに来て、どうすべきか迷っています。

●正確な被曝量
逡巡のその訳は・・・?ズバリ、「放射線総量」の問題です。福島原発事故以来、放出されている放射線量について様々な情報が錯綜しています。そのため、現実にどの位被爆しているのか、また、本当に問題ない総量なのか、想像がつかないからです。実は、体内被曝を含めると結構問題となる量なのではないかと、疑心暗鬼なのです。

●モニタリングポスト
1回の胃のX線検査では、平均0.6ミリシーベルト被爆するのだそうです。現在、放射線モニタリグポストで公表されている放射線量は平均0.1マイクロシーベルト。年間にすると1.2ミリシーベルトとなります。胸のX線検査0.05ミリシーベルト、胃のX線検査と原発事故による年間被爆量を入れると、1.85ミリシーベルトとなります。国際放射線防護委員会(ICRP)の定める年間許容被爆総量は、1ミリシーベルト。この数値を軽く超える被爆量になってしまいます。もちろん、これらの数値には体内被曝量は考慮されていないのです。

●チェルノブイリ
5月に放送されたNHKスペシャル「汚された大地で チェルノブイリ20年後の真実」。いまだ立ち入り禁止となっている原発30キロ圏で行われている生態調査が紹介されていました。ネズミの身体から出ている放射線量を正確に測定し、本当にネズミに異常がないかどうかを調査するのです。驚くことに、20年を経過した今でも、ネズミの体内にはセシウム137が大量に蓄積されているのだそうです。福島原発から放出されたセシウム137は、放射能が半分になるまでに30年、1,000分の1になるまでに300年もかかる、環境残留性の高い厄介な放射性物質なのです。

●ホットスポット
今、都内や東京近郊で放射線量の高い「ホットスポット」が話題になっています。飛んできた放射性物質にセシウム137が含まれていると、非常に厄介な状況になるそうです。セシウムは、屋根材やコンクリートや土壌と容易に結合するため、”雨で流されて「ホットスポット」解消”とはならない、除染がきわめて難しい物質なのです。

庭仕事で、鬼門からの風に十分にさらされた「がん予備軍」の肉体に、さらに胃がん検診で0.6ミリシーベルト被爆させるべきかどうか...、ハムレットの心境。

”ぬか喜び”だった!? [健康管理]

●要再検査
昨年受診したメタボ健診の結果、LDL(悪玉コレステロール)の数値が高いということで送られてきた再検査の勧告。メタボ健診から3ヵ月ほど経過したことでもあり、紹介状を持って近くの病院に。。。

●期待の結果は?
病院での血液検査の結果、LDL値は147でした。メタボ健診時の数値より、わずか-9ですが改善ということになります。メタボ健診の後、テレビ番組の影響で「酒粕」を少しずつですが毎日食べていたので、劇的な改善数値を期待していたため少々ガッカリ...。2月の「身体も劇的大改造?」の記事で紹介した数値は何だったんダ~!?

●ヘルスメーターに問題が?
早速ジムに出掛け、ランニングの後、体脂肪率、内臓脂肪、基礎代謝量を測定。何と、これまでの平均値に戻っているではないか!では、前回の驚きの測定値はどうして...。ジムの担当者に、最近ヘルスメーターを調整したかどうか尋ねてみたのですが、特に問題は発生していないとのこと。唯一考えられるのは、計測時に私がヘルスメーターにミスインプットした可能性です。しかし、体重は確かに減少しています。

●数の子
「酒粕」を少量でも毎日食べて3ヵ月。劇的に減少はしなくても、わずかでも減少したことでよしとすべきかもしれません。しばらくは、「酒粕入りカズノコわさび」を食卓から切らさないようにするつもりです。ところで、「カズノコ」や「イクラ」などの魚卵類は、「コレステロールが多い」、「プリン体が多い」と細君は気にしていました。しかし、北日本水産物株式会社のウェブサイトでは、意外なことが紹介されています。

●EPAとDHA
「カズノコ」には、悪玉コレステロールを減らす善玉コレステロールの働きを助ける”「EPA」が実に豊富に含まれている”という。カズノコの「DHA」および「EPA」含有率は青魚にも引けをとらず、”親魚であるニシンの約2倍も含まれています ”とのこと。確かに、細君はLDLを減らすため「EPA」と「DHA」含有のサプリメントを摂っていたはず・・・。

「魚卵はダメ」、「イカ・タコはダメ」など、今までの常識は疑ったほうがいいかもしれない。おいしく食べて、しかも「血液サラサラ」、「脳細胞の活性化」、「生活習慣病の予防」、「老化防止」などなど、様々な効果が期待できる「おいしい」食材の紹介を待っています。ガッテン!

身体も劇的大改造? [健康管理]

●今年初めての・・・
本当に久しぶりのランニングでした。思い起こせば、昨年11月以来となるジムでのランニング。家のリフォームで落ち着かない日々でしたが、ようやく元の生活ペースを取り戻す余裕が出来ました。いつもより体も軽く流れる汗も心地よい。。。

●驚きの・・・
ランニングの後、いつものように体重、体脂肪率、内臓脂肪、基礎代謝量を計測。体重は2kg減でそれほど大きな変化はなかったのですが、体脂肪は24→15、内臓脂肪15→12と一瞬見間違いかと思うほどの激減。そして、基礎代謝量にいたっては1457→1582と、実年齢との乖離が結構大きい、”推定年齢40歳”という数字が表示されました。

●変化を導き出したのは・・・?
このデータは、去年の11月25日の測定結果との比較。この2ヵ月半で、私の身体は家のリフォームと共に大改造されていたようです。そしてその原因は?振り返ってみると、去年の11月はおもに庭仕事、12月は家具の移動や本の整理、その他モロモロの整理や移動で結構体を動かす機会はありました。今年になってからも、リフォーム後の庭の整理で1月は結構な運動量でした。しかし、この程度の運動量なら以前にも。。。また、今より体重が少ない時でも、基礎代謝量は平均1450でした。従って、この結果は運動量で作られたとも考えられません。

●「日本伝統あの発酵食」
唯一考えられる可能性!それは、「酒粕」を少量でも毎日食べていたことです。NHKの「ためしてガッテン」で、去年11月24日に放映された「日本伝統あの発酵食で 驚きコレステ減効果」を見て以来、「酒粕」を味噌汁や鍋料理で多く使うようになりました。

●「板粕」だけではなく・・・
しかし、「ためしてガッテン」放送直後から、スーパーの棚から「酒粕」が姿を消してしまいました。けれども、「酒粕入りカズノコわさび」は姿を消すことはありませんでした。少量ですが、毎日食べて2ヵ月半、驚きの効果が出てしまった..のかも?

クールな細君曰く、「”掛川茶”も飲んでいたよね・・・」。それはともかく、LDLコレステロール値が高いということで貰った再検査勧告の紹介状。今ならまったく問題ないかも??

メタボ健診と認知症 [健康管理]

●暑かった夏のせい?
今年も、恒例の「特定健康診断(:メタボ健診)」を受診してきた。長くて暑かった夏のせいか、多くの人が涼しくなってからの受診を考えていたようです。かくいう私も、指定されていた7月を避け、日程も終了近くなってからの受診となった。そのため、昨年とは違って驚くほど多くの受診者で大行列。受付まで待つこと1時間半。受付から健診終了まで、さらに1時間半。去年大騒ぎになった「大腸がん」、更には「胃がん」の検診までスキップしたにもかかわらず、3時間を越す長丁場となってしまいました。

●LDLの基準値
1ヵ月ほどすると、検査結果が送られてきます。今年もまた、「LDLコレステロール:悪玉コレステロール値」の判定は多分「B」あるいは「C」。医療機関の紹介状が同封され、脂質代謝の再検を勧められます。LDLの基準値は、医療機関では140mg/dl以下を採用しているのですが、不思議なことにメタボ検診では、いまだに119mg/dl以下。早く修正すべきではないかと思うのですが...。

●NHKスペシャル
ところで、先日NHKスペシャル「見過ごされる認知症・医療は何ができるのか」を興味深く見ました。国内の患者数は200万人を超え、今後更に急増すると言われている認知症。様々な原因があり、回復が望めるものや症状の進行が抑えられるものがあることが判って来たそうです。最も興味深かったのは、最近の検査技術で、発症する10年以上も前から脳に変化が起き始めていることが証明されたこと。平均すると、40歳代から認知症の進行がゆっくり始まり60歳代に発症。加齢とともに様々な要因が作られていくことには変わりありませんが、働き盛りの40歳代の過ごし方に大きなポイントがあるようです。

●糖尿病と高血圧
番組の最後で、「認知症」との因果関係の一つとして「糖尿病と高血圧」が指摘されていました。九州大学の調査では、糖尿病患者には1.8倍という高い確率で認知症の発症が確認されているそうです。また高血圧の場合、末梢血管からの出血で脳細胞が死滅し症状が悪化することも分かってきています。

●勧善懲悪?
40歳代から生活習慣病に注意を払い、血糖値とコレステロール値を抑えるように生活を送っていくことが、現時点での最大の「認知症」予防策のようです。しかし、既に十分悪玉コレステロールを蓄積している私。HDL(善玉)コレステロールを増やすことで勧善懲悪となりますでしょうか?

「お代官様、いまさらLDLを減らしても...。」「大黒屋、お主もワルよのう。」ここは一つ、葵の御紋ならぬ、抗酸化栄養素の出番のようです。

汗をかいたらミドリ安全 [健康管理]

●暑い?or熱い?
暦の上では、もうとっくに秋なのですが・・・。昨日、8月23日は処暑でした。日中はまだまだ暑いけれど、朝夕の涼しい風にそろそろ秋の気配を感じる頃。しかし、気象庁が発表した最新の1ヵ月予報や異常天候早期警戒情報によると、9月上旬まで厳しい残暑が続く見通しだとか。

●体調管理
しばらくは、熱中症には十分な注意が必要です。また、これまでの暑さで体力が弱っているので、熱中症だけではなく夏バテや食中毒などの対策も、例年以上に十分に考える必要があるようです。

●中高年ランナー
最近、中年以降の年齢と思しき人たちがジョギングする姿をよく見かけます。信じられないのは、35度を超える酷暑の日中にジョギングする人たちです。中には、スポーツドリンクで給水しながらジョギングする中高年も。。。ただただ脱帽。なぜ、酷暑の炎天下にそこまでして走る必要が?

●スポーツドリンク
確かに、体内の電解質の損失を補うためには、ミネラルウォーターを飲むよりスポーツドリンクの方が適していると思われている。しかし、飲みやすくするため大量の糖分を含んでいるため、日常的に飲むと肥満と虫歯という心配が・・・。マラソン選手を管理するスポーツドクターは、その人に合った電解液を処方するのだそうです。ですから、一般の人がスポーツドリンクを妄信し、炎天下でジョギングするのは最も危険な行為かもしれません。

●さすがミドリ安全
ところで、今年「ミドリ安全の塩熱アメ」が売れに、売れているそうです。”水分と一緒に電解質補給に!”というキャッチコピーで、「炎天下や空調設備がない建設現場などの作業に!」、「ゴルフやテニス、サッカー、野球などの炎天下でのスポーツに!」はたまた「猛暑下での長時間ドライブやオートバイ、自転車での走行などに!」など、様々な状況下での摂取を薦めています。大量の汗をかいた身体に、ミネラルなどの損失を手軽にバランスよく補給できるアメだそうです。

しかしこのアメ、スーパーマーケットでは販売していないようで、なぜかホームセンターのレジ横に陳列されているのを見たことがあります。恐るべし「ミドリ安全」!

コレステロール値は高いほど長生き? [健康管理]

●コレステロール値
先日の新聞に、衝撃の研究調査結果が掲載された。「コレステロール値が高く、高脂血症と診断された人の方が、そうでない人よりも脳卒中の死亡率が低く、症状も軽くなる」。

●動脈硬化
東海大の大櫛陽一教授(医療統計学)らは、動脈硬化が一因とされる脳卒中(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)で入院した患者を対象に、高脂血症の有無と死亡率、症状の強さを比較した。

●調査結果
調査の対象となった計1万6850人の患者のうち、高脂血症ではない9851人が入院中に死亡した。その割合は約5.5%。一方、高脂血症の患者2311人が死亡し、その死亡率は約2.4%にとどまった。脳内出血やくも膜下出血でも、高脂血症と判定された患者の死亡率は半分から3分の1だった。

●疾病リスク
コレステロール値が高いほど、病気等のリスクが上がると思われてきました。しかし、実はそうではないのかも。。。また、悪玉といわれるLDLコレステロールですが、その値が高いほど総死亡率が低くなるとのデータもあるそうです。日本脂質栄養学会は今年9月、「LDLコレステロール値が高い方が長寿に結びつく」との内容の指針を発表する予定だそうです。

●細君の場合
ところでうちの細君は、一昨年、昨年と、2年続けてLDLコレステロール値が高いという検査結果が出て、「医療機関を受診」するよう紹介状をもらっている。栄養士の話も聞いたのだが、素直ではない細君は、いろいろ本を読み、自己流を貫いている。そして、今回の新聞記事を見て、「気にすることないみたい」というのが結論らしい。

メタボ検診の基準値しだいでは、脳卒中の死亡率を上げる努力をしていることになるのです。

「ほどほど」がよろしいようです。 [健康管理]


●まじめは長寿の敵?
新聞の『ヘルシーリポート』の記事に、「まじめな人ほど早死にする」というショッキングな記述を見つけました。「真面目すぎる」私にとっては、衝撃的な言葉です。この、「まじめな人ほど早死にする」というのは、「『まじめ』は長寿を縮める 『不良』長寿のすすめ」の著者である、奥村康〔順天堂大医学部(免疫学)〕特任教授の持論です。

●長生きの秘訣
長寿を考える上で、「がんやウイルスと闘う免疫力の維持」が欠かせないようです。まじめ過ぎると、全てを自分でやらないと気がすまなくなり、ストレスを溜め込むことになる。それが病気につながり、免疫力が低下する・・・。

●フィンランド症候群
1970年代、フィンランド政府は40~45歳の男性1200人を対象に、15年間の追跡調査を実施したという。2つのグループに分け、一方は健康管理をまじめにしっかりと行い、もう一方は何もしないようにした結果、何と、15年後の死亡率はまじめグループの方が高く、自殺や心臓病も多かったという。

●NK細胞
免疫力を維持する上で、NK(Natural Killer)細胞の働きは欠かせない。NK細胞がしっかり働いてくれるとがんになりにくいのだが、精神的なストレスに非常に弱いそうだ。つまり、小さなことにクヨクヨしてストレスを溜め込むことが、身体にとって一番よくないようだ。細君はこれを期に、カロリーを気にするのはやめようと思っているらしい・・・。

何事もほどほどに楽しみ、気楽に過ごす。これが長寿の秘訣の一つということですが、あまり「ちゃらんぽらん」というのも如何なものかと・・・?

アディポネクチン [健康管理]

●エイプリルフールではありません
東大の研究チームが、4月1日付けのイギリスの科学誌”ネイチャー”電子版に、運動嫌いには夢のような研究結果を発表したそうです。これは、脂肪燃焼や血糖値低下を促すホルモン「アディポネクチン」に、運動したのと同様の効果を体内で起こさせる機能があることを明らかにしたものです。

●運動効果だけでなく・・・
「アディポネクチン」が結びつくたんぱく質には、血糖値を下げるインスリンを効きやすくし、脂肪を燃焼させて有酸素運動で欠かせない持久力を生む筋繊維を作る機能があるそうです。また、100歳以上の長寿の女性の血液には、この「アディポネクチン」が若い女性に比べて平均で約2倍も多く含まれていることがわかっています。つまり、「アディポネクチン」が長寿の源となっている可能性があるのです。

●皮下脂肪
この「アディポネクチン」は身体の皮下脂肪細胞から分泌されるホルモンですが、残念なことに、内臓脂肪が増加すると分泌が抑制されてしまうそうです。重要な点は、十分な皮下脂肪を保持しつつ内臓脂肪を貯めないという、難しい課題をクリアしなければならないことです。

●肥満≠病気?
NHKの番組”追跡AtoZ 「肥満は悪くない?」でも紹介されていましたが、内臓脂肪がオーバーフローを起こす、あるいは十分な皮下脂肪を蓄積できないと異所性脂肪が発生して悪さをします。しかし、この脂肪は脂の摂取の抑制と運動で、容易に減らすことができるようです。ただ、過激なダイエットや運動によって、「アディポネクチン」を分泌する大切な皮下脂肪までもそぎ落とす可能性が出てきます。

●健康維持に王道なし?
「適切な脂の摂取と、適切な運動」、これが健康維持には必要なようです。ただ、東大の研究チームの研究結果から、”「アディポネクチン」が結びつくたんぱく質”をつくる薬ができたなら、運動なしでのシェイプアップが可能になります。しかも、夢の長寿薬になるのかも・・・。

その薬ができるまでは、内臓脂肪を増加させないよう、せっせと「運動」をして長生きしなくては...。
前の10件 | - 健康管理 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。