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サイバーテロ [情報管理]

●過去最大規模
7月4日の独立記念日に始まった米国でのサイバーテロ。ホワイトハウスや国務省、ニューヨーク証券取引所など14機関のサイトへの接続が困難になった。韓国では、大統領府や国防省など35機関への攻撃が確認されている。情報流出といった実害はなかったようだが、国家機関サイトを狙った今回の「大規模サイバーテロ」により、一時的にしろ、複数の重要サイトの機能を麻痺させられることを証明した。

●元凶は・・・?
今回のサイバーテロに使用されたウイルスは、新種ではなく「Mydoom」という既存ウイルスの亜種だと言われています。「Mydoom」は、悪名高き「トロイの木馬」を使用して汚染するウイルスです。日本でも、政府系のサイトには日常的に攻撃があるようです。

●手始めは・・・
ハッカーは先ず、ハッカーの指示を数万から数十万台の汚染PCに的確に指示を出す、ゾンビPCを作ります。ゾンビPCは世界各国に作られ、「トロイの木馬」をばら撒き「Mydoom」ウイルスに汚染されたPCの拡大を図ります。ゾンビPCが多ければ多いほどハッカーからの命令が多くの国を経由するため、逆探知が難しくなります。今回の「攻撃命令」は、米国や日本など計16カ国を複雑に経由しているそうです。

●一瞬に膨大なトラフィック
わずか一台のハッカーPCから発せられた「攻撃対象サーバに接続せよ」という指令。それがゾンビPCを経由し、ウイルスに汚染された数万から数十万台のPCを操り、実行に移されることになるのです。その結果、対象サーバには一瞬にしてその処理能力を超える膨大なトラフィックが集中し、サーバはダウンしてしまいます。

●本当に関係ない?
もうお分かりだと思いますが、ウイルス感染PCが利用者の意図に関係なくハッカーに操られ、気づかないうちにテロ攻撃に参加させられてしまう可能性があるのです。知らないうちに加害者に・・・?

インターネットを利用するPCには、ウイルス検出ソフトが欠かせません。、知らないうちに「サイバーテロ」に加担、しないためにも・・・!
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