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下落B波なのか? [株式投資初心者]

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◉ チキンレース化した米中貿易摩擦、強気の中国だが17日 Bloomberg「中国、最悪シナリオで成長率6%割れも-米中貿易摩擦が深刻化」バンクオブアメリカ、モルガンスタンレーそしてUSBグループはこのシナリオで、中国経済成長率が約30年ぶりに6%を割り込む水準に減速しかねないと予想。バンクオブアメリカ喬虹氏(チーフエコノミスト)が予想する5.8%のペースは ”数字が示唆するよりも悲惨な成長環境” をもたらしそうだ。

◉ では米国への影響はどうなるのでしょう。18日 Bloomberg「トランプ政権、カナダとメキシコへの鉄鋼・アルミ関税撤廃へ」米政府はカナダとメキシコを対象とした鉄鋼・アルミニュウム関税を撤廃する構えだ。トランプ政権は今後、中国からの輸入製品の国内生産促進や近隣国からの輸入で、中国離れによる自国経済の悪化を防ぐ政策を打ち出していくのではないでしょうか。

◉ 貿易摩擦問題は、中国は共産主義維持と政権問題、米国は新たな経済戦略(トランプ保護主義政策)と、どちらも譲ることのできない政権の核心部分に絡む問題を抱えています。現時点では、中国に分が無いように思われます。なぜなら経済基盤の指標の一つとなる失業率で比較すると、米国の失業率は現在最低の水準を維持しています。

◉ 一方中国は、4月27日のBLG(逆日歩の嵐)で書きましたが、「中国就職市場景気報告」では第1四半期の就職市場景気指数が5年ぶりの低水準になっています。共産主義にとって失業者の増大は政権の命取りになりかねません。

◉ NY-DOWは下落3波の調整B波を形成してるような雰囲気です。ただ、ネックライン25、200$を割り込まないと下落3波にはなりません。16日、17日の高値はわずか7$差の「毛抜き天井のパターン」となっています。来週はどんな動きになるのでしょうか。

◉ 日経平均も反発していますが上値が重たそうです。5月10日付の投資主体別売買状況では海外勢は現物、先物合わせて8,500憶円の売り越し、対する国内投資家は7,600憶円の買い越しとなっています。「日経平均週足の下落基調は変わらず」なので月内に強い上昇は期待できないと読んでます。ただ、日足10日移動平均線がサポート入ったら短期の反発があるのかな...どうなるでしょう。

月曜日は様子見です。

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