SSブログ

W底かトライアングルか... [株式投資初心者]

12-1.jpg

◉ NY-DOW先物のチャートです。上昇トレンドを保持しています。11月までは、三角持ち合い(トライアングル)を形成するのではと読んでいました。しかし、11月28日の大陽線の後長いひげの「こま足」を作って休憩、30日は下ヒゲを作って+199$と上げています。

◉ チャートからわかるように、三角持ち合い(トライアングル)と言うよりダブル底を形成しているような雰囲気です。この勢いでは上値抵抗線を切り上げる可能性は十分にあります。ただ問題は、今行われているG20での米中首脳会談の結果次第で株価は大きく振れるのは間違いありません。

◉ 多くの市場関係者は2日に発表される会談結果を「一時休戦」とし最悪の結果(第4弾の対中制裁)にはならないと読んでいるようです。「一時休戦」でも相場は、好材料として株価を上げる材料にすることでしょう。

◉ それでは、日経平均の12月相場はどうなるのでしょうか。為替は、今のところ112.60と114の中間点113.5円辺りで安定しています。日経平均のチャートは、NY-DOWのチャートとよく似た動きとなっておりダブル底を形成しました。

◉ NY-DOWがこのまま「ダブル底」を形成し上昇していけば日経も同じようにダブル底で上昇するのかもしれませんが、日経平均の週足の真上には26週移動平均線があり、来週は13週線とのデットクロスが発生します。

◉ 12月第1週で26週線を切り上げるか否かが最大の注目点だと読んでいます。NY-DOWの12月は上昇トレンドでクリスマスを迎える雰囲気です。悪い材料は、全てクリスマス商戦が飲み込んでくれるてか...。

水星の逆行は12月7日に終わります。そして7日は新月です。12月の天干=甲、五色=青(緑)、五金=錫

nice!(8)  コメント(0) 

原油価格の景気サイン [株式投資初心者]

225 週足 11-22-2018.jpg

◉ 原油安が止まらない。現在の価格は2017年1月の高値:54$まで下落しています。前回のBLGでも書きましたが、下落の原因は「世界の石油需給が供給過剰となり在庫の増加が主因」という記事を紹介しました。実は、供給過剰と言うよりは原油需要の将来見通しが弱気に転じたことにあると言われ始めています。

◉ 今年7月頃から10月にかけて、IEA(国際エネルギー機関)やOPECなどが、原油需要見通しを軒並み下方修正しています。それは、インドやインドネシアなどの新興国需要の伸び悩みと言われていますが、最大の懸念材料はやはり中国で、経済成長の減速懸念に支配されつつあるのが主因のようです。

◉ この懸念材料は米国経済をも引きずり込んでくるのは間違いありません。トランプさん、「America First」なんて続きませんよ! 

◉ NY-DOWが、さえません。この2日間、200日線を割り込んで2番底を作りました。原油安は米国経済にとっても好材料のはずなのですが...相場が弱い。

◉ ところで今日日銀は、703億円の買いオペ実施したと発表しています。しかし、その割には今日の日経平均は上値が重く上げ幅が限定的でした。投資主体別売買状況では11月11日の週では海外勢は「売り」個人と投資信託が「買い」となっています。

◉ 今週は、統計データが発表されていないので内容はわかりません。ただ、日銀が「買いオペ」を実施しているので海外勢は「売り」だと思います。添付のチャートを参照していただければわかりますが海外勢の「買い」が強い上昇エネルギーを作っています。

懸念すべき材料を書き忘れていましたので追記します。

日経平均の週足の上で、13週、26週、52週の各平均線が収束しています。これは、2015年12月とよく似た状態なのですが、ちょっとした急落が大きな下げを作る危険性を持っています。素人の推測ですが、2週間後には、13週が、26週と52週をデットクロスする可能性があります。

海外勢は売りでしょう!

nice!(6)  コメント(0) 

NY-DOW まもなくか! [株式投資初心者]

DOW.jpg

◉ 原油相場が1カ月半で20%下落しました、10月3日に76.41ドルの高値を付けてから一気に60ドル台までの下落となりました。原油価格下落は、様々な要因が考えられていますが、世界の石油需給が供給過剰となり在庫の増加が主因と言われています。

◉ コモディティアナリストは、”石油の「消費」量は、米中貿易戦争などで減少する懸念はあるものの、実態としては巡航速度でおおむね毎月水準を切り上げ、増加傾向を維持しています。” ということは「世界経済の低迷=石油消費の減少」と言う図式には現時点ではなってはいないと言うことでしょうか。

◉ しかし、米国の株式市場のS&P500、NASDAQの下落率は、すでに調整の局面を超えて推移しています。唯一、頑張っているNY-DOWですが、添付した日足チャートでもわかるように200日線が明確に下向きになってきました。また日足が、200日線に触る回数も増加しています。

◉ エリオット波動で読んでみると修正B波にトライアングルが形成中のような雰囲気なのです。確定的ではありませんが、トライアングルを形成中だとすると、このまま上昇してD波、そして下げてE波でトライアングルが完成します。その後は強い下落C波を形成することになります。

◉ 時間的には年内にC波に入る可能性も否定できなくなります。待ち望んでいるクリスマスラリーはどうなるのか...トホホ。

◉ では日経平均はどうでしょう。現在、下落62%ゾーンで下げ止まっています。ここから上昇しても5波動を作る勢いは期待できないような気がします。修正3波動で終わるのではないかと読んでいます。

NY-DOWを注視します。

nice!(5)  コメント(0) 

週足は下げ3波動か!!! [株式投資初心者]

11-9 week.gif

◉ 米国の中間選挙が終わりました。日経平均は青息吐息の上げで何とか25日線に到達しました。ZAI ONLINEの記事では、今回の上昇の背景にはGPIF(年金積立金管理運用法人)、通称「くじら」が買いに動いたようです。海外勢は買いより「売り」の方がが多かったようで11月に入ってからの空売り比率は平均44%で推移しています。

◉ 日足のエリオット波動を読むと11月8日に上昇5波動終点に達したような気がします。ただ、今回の上昇のように異常なボラテリティの波動で最終波動が良く読めません。多分5波動終点、そして9日から下げの3波動に入ったのではないかと思います。

◉ では、これが修正波と確定したとしてどのくらいの下げになるのでしょうか、それはしばらく様子を見ないと推測できません。ただ11月下旬までには底入れはすると思われます。その理由は、米国市場が12月の上昇相場をかなり意識しているとの報道があるからです。「クリスマスラリー」楽しみです。

◉ ところで、日経平均の週足をエリオット波動で読んでみると、日経平均は天井を打って下落3波動に入ってます。現在はabc波の「b 」に位置しています。12月のクリスマスラリーで上昇し、来年の1月の下げは、最も大きな下落を作る「c波」になるのではないかと読んでいます。

◉ ただし、エリオット波動は人によって波動カウントの誤差が大きく、決して共有できる情報ではありません。「こんなことを言ってる人がいる」程度で読み流してください。

クリスマスラリー勝負!

nice!(7)  コメント(0) 

NY-DOWも底入れ? [株式投資初心者]

NY 11-2.gif

◉ 11月2日、米国労働省の11月雇用統計が発表になりました。非農業部門雇用者数変化は、予想:19万人、結果25万人、今年の2月以来の高い数値となりました。注目の失業率は、予想:3.7%、結果3.7%と9月と連続して非常に低い失業率となりました。これらの指標から目先の米国経済は安定した状況にあると思われます。

◉ FANGの株価暴落や、アップルの決算、32%増益にも関わらず同社の株価は急落している。米国株式市場のセンチメントは最悪の状態になっているようです。しかしその米国市場のNY-DOW、S&P500の株価は、10月29日の日足に長い下ヒゲをつけ反転しました。下落A波終点を切り上げて底入れサインが出ています。

◉ 多くの市場関係者やマーケットアナリストは依然悲観的な論調を変えてはいません。ただ、株価だけを見ると「底入れ」の雰囲気なのです。一部の人が言うようにこの現象は、”米国中間選挙用の「ダマシ」” とも思われていますが...どうなのでしょう。

◉ どちらにしても11月7日に確定する米国議会の共和党と民主党の議員議席比率で相場も振れるとは思います。しかし、その振れも一時的で株価の動きは本物のような気がします。悪い材料も出尽くし相場は徐々に織り込んできているのではないでしょうか。

◉ さて、日経平均はどうでしょうか、11月2日は売りと買いのガチンコ勝負で出来高も大きく膨らみました。まもなく25日線です。これを乗り切るかどうかで11月の相場が見えてくるような気がします。


nice!(5)  コメント(0) 

陰の極 [株式投資初心者]

10-27 NY Hiashi.tif.gif

◉ 26日発表の米国7-9月期(2Q)GDP速報値が、予想:3.3%、結果:3.5%と予想を上回った。しかし、インターネット大手のアマゾンとアルファベット(グーグルの持ち株会社)両社の第3四半期決算の売上高がアナリストの予想を下回り、高成長企業の業績に陰りが出たことで26日の米国市場は急落しています。アマゾンは年末商戦を含む第4四半期についても予想を下回る売り上げ見通しを示しています。

◉ 現在、マーケットのニュースから明るい先行きを示したものはほとんどありません。世界経済はそんなに悪化しているのでしょうか、確かに中国、EU、中東と不安感をあおる材料は多いのですが、現時点で経済の急激な悪化を加速させる特別な材料はないような気がします。

◉ 25日の日経平均「新高値=3、新安値=801」、26日は「新高値=4、新安値=804」、騰落レシオ(TRK25)は73.83、25日線乖離率=-17%、空売り比率は23日に50.8%とピークをつけて26日は48.4%になっています。

◉ 日経平均の指数だけを見ると、まさに相場は「陰の極」と言える状態です。いつ反発してもおかしくはない状態だと思います。しかし、軟調な米国市場に振り回されているのが現状です。まずは米国市場の底入れとボラテリティに落ち着きが出るのを待つしかありません。

◉ 多くの市場アナリストは、反発しても戻り売りが相当強くなるので、年内の上値は限定されると 読んでいるようです。

米国のクリスマス相場は期待薄?

nice!(5)  コメント(0) 

11月は五黄土星 [株式投資初心者]

2014.jpg

◉ 以前のブログでも書きましたが、今年の日経平均の値動きのパターンが2014年の値動きによく似ています。実際2014年10月も急落しています。2014年はオバマ政権の米国中間選挙の年でした。 これまで民主党が上院の過半数を維持していたので、オバマ大統領はほとんど拒否権を行使する必要がなかったのです。

◉ しかし、11月4日(Supper Tuesday)投開票された米国の中間選挙の結果、オバマ政権にとって野党の共和党に米議会の上下両院で過半数の議席を獲得され、議会の主導権を失った年です。

◉ この年の1月に共和党が前向きだったTPP(環太平洋経済連携協定)などの貿易交渉を大統領に一任する法案が提出されたのですが、民主党の反対で行き詰っていました。その後、共和党優位の議会運営でTPPは成立。しかし、共和党トランプ大統領はTPPに不参加という事態に。本当にわけのわからない国です。

◉ 2018年の中間選挙の投票日は11月6日になります。今年の11月は九星気学では五黄土星が回座する月となっています。香港で著名な風水師レイモンドローは「五黄」を “傷害や不運を象徴し好ましくないエネルギー発する” と言っています。師の2018年の運勢では、”ホワイトハウスは、正面玄関が北向で、五黄の悪い星が存在する年で、さらなる障害がある” と言ってます。

◉ この好ましくないエネルギを改善するために、師は建物の北側に金属の風鈴を吊るすことを勧めています。どうでしょう、トランプ氏はそれ以上に強力で邪悪なエネルギーを持っているような気がするのですが...。

◉ さて来週の日経平均の動きですが、2014年の動きからすると200日でのもみ合いから上昇トレンドへ転換しています。もちろん2014年とでは世界の経済環境が大きく異なってます。同じような動きになるのかは予測できません。ただ、今のところ200日線が強い下値抵抗を作っていることは間違いないと読んでいます。

来週は勝負!

nice!(12)  コメント(0) 

200日線の攻防 [株式投資初心者]

cfd10-6.jpg

◉ 11日の急落には驚かされました。12日は日経平均が引けにかけてプラス転換、上海総合指数も中国9月貿易収支の黒字幅が市場の予想を大幅に上回って反発、欧州株は買い先行でスタート、NY-DOW先物(CFD)は珍しく立ち上がりからプラス300ドル以上の先物買いで週末金曜日は一転、終日リスクオンムードでした。

◉ しかし、中身を精査すると、日経平均のプラ転換は日銀ETF買いで作られた陽転のようです。日銀ETF買いは12日も703億円が投入され、10月に入ってほぼ毎日株価下落の支えに約3,623億を市場に投入しています。来週もこのペースでの買いオペはちょっと無理なような気がしますがどうでしょう。

◉ 米国政府には、PPT(Plunge Protection Team)暴落阻止チームと言う組織があり、大統領の命令で株価の買い支えを行うそうです。12日のNY-DOW先物にはPPTからの買いが入っていたのかもしれません。NY-DOW、S&P500の株価も200日線を挟んでの攻防で、ぎりぎりのところで200日線を死守しています。

◉ さて来週はどのような展開になるのでしょうか、12日Bloomberg:「相場に一段安の余地」米国株が8カ月ぶりの大幅安を記録した10日、米国株に的を絞ったETFには約20億ドルの資金が流入した。株式市場の広範な下げに歯止めをかけるほどの強さはないにしろ、強気派はまだ諦めていないというシグナルの一つだ。ウエルズ・ファーゴの戦略責任者は「相場は回復に向かう前に恐らく一段悪化する」とも言っています。

◉ 12日の米国市場は全面反発で終わっています。しかし、日経平均CFD(先物)は終値の22、694円を143円(22、551円)下回っています。普通なら米国市場の強さを反映して先物に買いが入ってもよいのですが現時点ではちょっと弱い反応となっています。

◉ 来週前半の日経平均も200日線の攻防となるのでしょうか。

動きに注意しながら勝負する予定です。

nice!(9)  コメント(0) 

チャイナショックの引き金に! [株式投資初心者]

10年債10-5.jpg

◉ 4日、NY-DOWが200ドル値下がりの大幅安となりました。原因は、10年債利回りが急伸したため市場にインフレ懸念が広がり、売りにつながったようです。10年債金利を押し上げた要因は二つあるそうです。

◉ その一つは、9月の非製造業景況感指数が61.1となり過去最高水準を更新したことです。もう一つは、9月の全米雇用リポートで民間部門の就業者数が23万人増となり、市場予測の18万4000人増を大幅に上回ったことです。拡大を続ける米国労働市場、活発な個人消費が、これらのデータで裏付けられたことになります。

「貿易摩擦問題があるものの、年末にかけ活発な経済活動が継続すると楽観視されてます。」まさに米国一人勝ちの状況です。それではもう一方の当事国の中国はどうでしょう。

◉ 中国では、建国記念日に当たる国慶節で市場は10月1日から10月7日まで休場です。5日、Bloomberg:「香港株式市場で空売り投資家が台頭、連休明けの中国市場に波及へ」4日の売買代金全体に占める空売り比率の割合は18%近くに、これは過去20年で2番目の高水準で香港の株式市場がこれほど弱気に傾いたことはほとんどないそうです。

◉ 香港のハンセン指数は、今年の下落率が2011年以来最悪に向かうペースで担当者は、10月8日の連休明けの上海市場の動きを「固唾を呑んで見守る」と話しています。日本市場は1日のクッションが入りますが、大きな波が発生したら少々厄介なこに。

中国の事ですから、静かな連休明け相場を演出するかな...。

nice!(11)  コメント(0) 

10月相場は金星逆行 [株式投資初心者]

$Y 4HRS 9-28.tif.jpg

◉ Bloomberg:” 28日「日本株は反発、米景気堅調と円安ー日経平均91年11月以来の日中高値」日経平均株価はザラ場に26年10カ月ぶりの高値を付けた。安倍首相が日米貿易摩擦をうまく切り抜け、為替が円安に振れたことで安心感が広がっている。” と報道しています。 

◉ 日本の相場アナリストの多くは、今年の日経平均株価は10月、11月そして12月までに大きな調整をすることなしに上昇し、25、000~26、000円の高値になることを予想しています。この株価予想値の根拠は、米国景気が好調、また円安が進み7-9月期の企業業績は悪くないとの認識が強まっており、増益率が高まるのであれば積極的に日本株の買いを勧めています。自分の懐が痛むわけではないので「イケイケ分析」ばかり。

◉ 投資主体別売買状況(9月21締)を見ると興味ある状況が示されています。な、なんと、今まで売り一色の海外勢が一転買いに転換しています。そして、それまで買いを入れていた個人、投資信託、信託銀行が一斉に売りに転換しているのです。

◉ 9月7日から始まったこの日経平均の上げ相場は、今日28日長いうわひげをつけて終わっています。添付のドル円為替チャート4時間足と日経平均の日足を比べるとその相関関係が見事に一致していることが分かります。つまり海外の大口短期投機筋は円投資した資金を円売りで調達し日経を買っていることが分かります。

◉ 「円安だから株価が上がる」ではなく「海外勢が円を売って資金調達」しているということなのです。では、10月相場はこのまま上昇するのでしょうか? わかりません!!!  国内の投資家、投資機関は、売っているのです。その理由は、海外大口短期筋の手口を熟知しているからかもしれません。

◉ ということで、10月相場は$Y為替相場を確認しながら参戦するのが最良の方法だと思ってます。$Y為替相場のトレンドにしたがって勝負です。

2018年度の金星逆行は10月6日から始まります。何かが起きる...怖いデスネ

nice!(6)  コメント(0) 

交渉は袋小路に陥っている [株式投資初心者]

pond 9-23.gif

◉ 日経平均CFD、NY-DOW CFD、香港ハンセン指数、等が軒並み下げています。理由は英国のEU離脱交渉が難航していること、米国の中国に対する追加関税第3弾の制裁発動。そして、中国政府の報復処置、年約600億ドル(約6兆7000億円)相当の米国製品に5~10%の追加関税を課す第3弾の制裁を発動したことにああります。

◉ メイ首相「交渉は袋小路に陥っている」の一言で、ポンドが下落、2017年6月以来の大幅安をつけた。EU加盟国首脳は20日まで2日間にわたりEU首脳会議を開き、メイ首相の離脱案が検討されたが、提出案は機能しないと率直に通告。メイ首相は、悪い合意ならない方がましだと改めて強調している。

◉ この二つの話し合いは全く先が読めない「泥沼化」の状態に入りつつあります。ネット通販大手、アリババ集団を率いるジャック・マー会長は貿易摩擦について、20年続く可能性もあるとの見方を示しています。一方、英国のEU離脱交渉ではメイ首相とドイツのメルケル首相が会場の廊下ですれ違っても挨拶もしない険悪な雰囲気にあるそうです。

◉ ところで話は脱線しますが、中国のトップ女優ファン・ビンビンが3カ月以上消息が途絶え、中国国内では様々な憶測が流れているようです。「巨額の脱税疑惑で当局に拘束されている」米中貿易摩擦や国内の経済状態の悪化が失踪の背景にある。ここにきて中国当局は、有名芸能人や富豪の資産を財政赤字の穴埋めにあてる意図があるようなのです。

◉ 中国共産党は、悪徳資産家は国有化という名目で資産の没収の対象にしてきました。アリババ集団を率いるジャック・マー会長も突然、来年9月に引退をすることを発表しました。多分、女優ファン・ビンビンの失踪事件が彼の引退を後押しした可能性があります。 恐ろしいデスネ!!!

◉ ということで来週の相場は期待できそうもない感じなのです。そして10月相場、10月は下げ相場のような気がしますが来週の動きを見てから読んでみます。

来週は様子見 ながら短期で!

nice!(8)  コメント(0) 

まだはもうなり [株式投資初心者]

DOW 9-20.jpg

◉ 米中貿易戦争への懸念が後退して世界の株式市場は強い上昇を見せてます。日経平均株価は6連騰し、上海総合指数でさえ反発して上昇基調になっています。第三弾が25%から10%に引き下げて実施されるとしても中国経済にとっては痛手であることは間違いありません。しかし、その中国でさえ強い上昇基調とは、ちょっと理解に苦しむところですが下落するよりは良しとするところでしょうか。

◉ 今の米国の経済は、「長期金利高、原油高、ドル高」のトリプル高を作っています。世界中にあふれていたマネーが、経済が順調な米国の高金利を求め、原油は投機の対象に、そして株へと流れています。加えてトランプ大統領の新たな減税案にも好景気継続が期待され米国はまさにバブリーな状態に入りつつ、いや入ったと言うべきではないでしょうか。

◉ それでは、日本市場はどうでしょうか、日経平均株価は年初来高値が視野に入ってきています。このまま年初来高値越を目指すような気がしますがどうでしょう。日経平均株価は今日、エリオット波動の第5波に入ったような気がします。最後の山を作る天井圏です。

◉ 今日21日の騰落レシオ(TRK25)は126.97と過熱圏に入りました。また25日乖離も、+4.83とまもなく過熱圏の+5%に入ります。このまま上を目指すのか軽い調整をするのかはわかりませんが注意が必要です。来週は重要なイベントとして、24日日米貿易協議(FFR)、26日の日米首脳会談があります。どちらも日本の経済には大きな影響を与えることになり、その報道内容に株式市場も振れる可能性がでてきます。

来週は日経平均24、000円の年初来高値を試しに行くと思います。慎重に勝負

nice!(8)  コメント(0) 

天井圏? [株式投資初心者]

NK9-14.tif.jpg

◉ QUICK:「虫の息トルコ、大幅利上げで一息 鼻息荒い大統領なお不安材料」トルコ中銀が13日、政策金利を6.25%引き上げ、年24%としました。リラは反発していますが、この反転が継続するのかどうか注目されてます。

◉ 米中貿易協議が再開されます。トランプ大統領の提案で米中は再度制裁回避を模索することなりました。これで、中国製品2000億ドル(約22兆4000億円)相当を対象とした追加関税措置の導入は一時棚上げとなりました。大統領は13日、ツイッターの投稿で「われわれには中国と取引しなければならないプレッシャーはない」と述べた上で、近く多額の関税を中国製品に課す考えを表明しています。もう、あの人のブラフは通用しなくなってきた。

◉ Bloomberg:「米国株の下落に備えよ-ゴールドマンとシティが警戒促す」同社の強気・弱気相場指数は1955年以降、S&P500のリターンと強い相関性があり、ピーク値を付けた時期は直近2回の弱気相場開始時に一致。現在それは「赤の点滅灯を放っている」と、ストラテジストらは警告しています。

◉ だから来週から下落するということではないとは思いますが、気になる現象があります。米ドル相場が下げています。ドル高トレンドは8月14日にピークアウトして下落し始めてます。NY-DOWとS&P500のチャートがダブルトップ(上昇継続すればフラット)形成の気配があります。来週上昇継続であれば問題ないのですが。 

◉ では日経225の来週はどう動くのでしょうか、先週は強い上昇でついに今年1月に作った窓を埋めてしまいました。あまりの急上昇だったので18日の週初めは2、3日休憩が必要な感じです。問題は、休憩後さらに上昇するのか、天井形成の休憩となるのか注意深く様子を見る必要があります。

◉ 窓埋めの達成、中国景気の悪化、総裁選終了、上昇継続理由はなくなりました。天井形成後は下げが待っているような気がしますがどうでしょう。

お彼岸の入りまでは様子見します。

nice!(12)  コメント(0) 

真逆のトレンド [株式投資初心者]

NK9-7.jpg

◉ 米国経済は健全そのものです。4日に発表されたISM製造業景況指数は、予想:57.7:結果:61.3と予想を大きく上回り、今日(7日)に発表された雇用統計も非農業部門雇用者数は、予想:19.1万人:結果:20.1万人、失業率は、予想:3.8%:結果:3.9%と堅調な結果でした。

ただ、5日に発表された米商務省発表の貿易収支統計によると7月の米貿易赤字は3年ぶり大幅拡大、対中赤字は過去最大(9.5%増)となりました。

◉ Bloombergの記事では ”来週トランプ大統領が発表を予定している「対中追加関税 第三弾」の税率のレンジ上限(25%)で追加関税を発動するなら、米国株は4月以来最大の下げに見舞われる可能性があると予想。” 同紙のエコノミストは9月末までに10%の関税発動を予想しています。

◉ 日経225の下げは、そろそろ底打ち圏内に入りました。来週にも底値でもみ合って反転するような動きなのですが、トランプ大統領の「対中追加関税」の発表があるともう一段の下げが予想されます。

◉ ところで、前のブログでも書きましたが、日経225とTOPIXの乖離が著しく不自然な状態なので整理してみました。図でお分かりのように日経225は、下値を切り上げる「アセンドトライアングル」を形成しています。このフォーメーションは買いが強いので下値が切り上がり「強気」相場として読むことができます。

他方、TOPIXは上値が切り下がる「ヂィセンドトライアングル」を形成しています。このフォメーションは売りのエネルギーが強い「弱気」相場を意味しています。

◉ 同じ市場で、真逆のトレンドが進行していることになります。日経225は買い、TOPIXは空売り、このチグハグな動きはどこかで相殺されることになると思います。それは何時になるのかは予想もつきません。注意が必要です!

底入れしたら勝負、しかしあくまでも短期です。

nice!(11)  コメント(0) 

インドネシア・ルピアの下落 [株式投資初心者]

NK9-5.tif.jpg

◉ 日経225が三角持ち合い上値線を切り下げました。これで、この持ち合いの上放れは「ダマシ」となります。日経225は下落トレンドに入りました。では、この下落トレンドの転換ポイント(底値)はどのあたりになるのでしょうか。強い下落が発生した場合は、三角持ち合いの下値線は22,120円あたりが底となる可能性が考えられます。

◉ しかし、ダラダラとヨコバイで時間をかけて下落した場合、底値は限りなく三角の頂点(アスペック)に近づくので上がっていきます。22、300~22,400円になる可能性も無視できません。底値は過ぎ去って初めて「ここが底だった」と理解される場合が多いものです。

◉ 5日のBloombergのニュース「新興市場混乱、通貨から株に感染拡大-インドネシア株は3.1%下落」アジア時間5日の取引で、新興市場の混乱は通貨から株へと広がっている。資金コストが上昇し、高い経済成長に業績を後押しされてきた新興国企業の足かせになるとの懸念が拡大しています。

◉ インドネシア・ルピアはドルに対してアジア金融危機以来の安値を4日に更新してます。持続的なドル高で、新興市場国の政府や企業がドル建てで受けた融資の利払い・返済負担は重くなっています。新興市場国経済の混乱と米国経済一人勝ちの図式が明確になってきている。

日経225底打ちまで様子見です。9月はダメかな...

nice!(8)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。