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26週線の攻防 [株式投資初心者]

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◉ 下落していたNY-DOWは11日(月曜日)に押しの24%(フィボナッチリトレースメント)で強い反発陽線を作り反転上昇となりました。今週1週間は小刻みながら強い上昇波を見せています。来週は前回もみ合った、上値抵抗線ゾーンに入ります。今回ももみ合いから押し戻されダブルトップとなるのか、あっさり上値抵抗線ゾーンを切り上げるのか、来週は今後の相場を読むうえで重要な週となります。

◉ Traidingview:テクニカル分析サマリー:NY-DOW平均株価1週間のサマリーは、「買い」を指しています。悪かった雇用統計、ISM製造業景況指数、中古住宅販売件数、新築住宅販売件数、等の悪材料を相場はすべて織り込んでしまったようなのですが...。そこには、トランプ大統領の ”中国と合意すれば、株式はとても大きく上昇へ”...約束があります。

◉ 11日の強い陽線は米国政府のPKOが絡んでいるのは間違いないと思います。8日に発表された最悪の雇用統計が買い材料になるはずもありません。しかし、この相場にファンダメンタルは関係ないのです。政府の思惑で動いているからです。 すごいですね、こわいですね!

◉ 来週の日経はどう動くのでしょう。現在日経平均週足は、26週移動平均線に頭を押されて3週間になります。来週はこの26週線を上に抜けて念願の52週線(22、000円)を突き上げるような気がします。52集線の上に乗ることができるかどうかはNY-DOWの上昇エネルギー次第でしょうか...?

FOMC(FRB議長会見)やEUサミット(英国離脱延長)等の重要なイベントがあります、気合を入れて参戦します。頼むぞトランプ!

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驚きの雇用統計! [株式投資初心者]

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◉ 一瞬、20万人の間違いでは! 
3月8日に発表された2月米雇用統計(非農業部門雇用者数 結果:2万人、 予想:18万人、前回30.4万人)2017年9月以来の低い数値となりました。ところが、雇用者数が激減しているのに失業率は結果:3.8%、予想:3.9%、前回:4%と1月より改善されているのです。そしてNY-DOW先物は一瞬下げましたが下ヒゲを残して反転へ。

◉ $Y為替相場も一時111円を切って110.76円まで下げましたが111.167円まで戻しています。株も為替も一時的な下げに終わってます。株も為替も同じタイミグで強い戻しの力が働いたような軌跡が残っています。 9日 Bloomberg:トランプ米大統領が ”中国と合意すれば、株式は「とても大きく上昇へ」” という恩恵に預かると述べています。

◉ しかし、その中国経済も過剰債務の危機にさらされています。米国は対中国輸出のGDP比率は小さく大きな影響はないように思われますが、中国経済が失速すると東南アジア経済は崩壊してしまいます。

◉ 来週の日経平均はどうなるのでしょうか。現在日足はー1σで止まっています。この辺りで2~3日相場はもみ合うのではないでしょうか。その後上下動しながら -2σへ向かって下落するのか、20日移動平均線を中心にヨコバイで日柄調整に入るのかわかりません。とにかく厚い空売りが下落するのを抑えているような状況なので...?

来週は様子見です。

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水星逆行 [株式投資初心者]

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◉ 3月相場が始まりました。懸念していた日経平均月足のデットクロスも下落することなく上昇方向で始まりました。NY-DOW日足は相変わらず十字足の連続で3月1日は前日高値を超えていますが、これまた十字足のような持ち合い相場で終わっています。個別銘柄の日足だと天井圏の売りサインと読みますが指数チャートなのでそう単純ではありません。

◉ NY-DOWはまだしばらくここで日柄調整をし、エネルギーの蓄積をして強い5波動終点を作るのか調整時間の長さが読めません。ただ、外的下落要因が発生しない限り、ここから下落することは考えてはいません。来週月曜日の寄付き値が上に動き出すのかどうか注目しています。

◉ 来週は3月6日から28日まで2019年最初の水星逆行が始まります。7日は新月、加えて8日はメジャーSQと相場が不安定になる要素が続きます。怖いデスネ...。

◉ では日経平均の3月相場はどうなるのでしょう。3月1日は強い上昇を見ることができました。これは$Y為替が持ち合い相場を上放れし一時的にも112円圏に突入したためだと思います。$Y相場を月足で見ると2017年から2019年まで大きなトライアングル(三角持ち合い)相場ができています。2019年1月に下値線から反発し2月、3月と上昇中(円安方向)です。

◉ この上昇波の上値抵抗線は113~113.5円辺りに位置しています。3月中に、上値抵抗線まで上昇するのか再び111.2円圏でもみ合うのかは想像がつきません。通常3月は円高圧力が強まる月ですが、テクニカル的には強い勢いで円安方向に動いていることは確かです。

◉ 日経平均は円安圧力が継続する限り3月は上昇する可能性が出てきます。しかし、月足のデットクロスに逆行して上昇するには強いエネルギーが必要となります。しかも水星逆行期間中に...。

短期トレードに徹して勝負です!

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ゾンビ相場 [株式投資初心者]

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◉ NY-DOW先物が最後の抵抗ゾーンに入りました。まだ終わっていないかもしれませんが、5日間の日柄調整を経てまもなく最後の(5波動目終点:勝手にそう思い込んでいる)強い上昇を演じて26、200$台に入ります。

◉ 過去のNY-DOWの上昇と今回の上昇を比較すると:2017年7月25日(21、600$)から2018年1月16日(26,022$)約6カ月を経て上昇しています。今回は2カ月の速さで同じ価格帯に戻したことになります。相場の内容を比較すると2017年-2018年ではFANGやGAFAといったIT技術関連株が株価上昇を牽引していました。

◉ しかし今回の上昇にはそれらの株はほとんど寄与していません。反対にアップル、アマゾン、グーグルなどは下落しているのです。まさに景気基調の裏付けがないゾンビ相場の上昇が続いていることになります。マーケットメイカーが投資機関から政府機関に変わったという説もあります。こわいですね...。

◉ では NY-DOWの上昇はどこまで続くのでしょうか。強気アナリストには新高値更新は確実という人が出てきました。もしマーケットメイカーが政府機関だとしてら、相場センチメントなどは関係なく下落相場でも買い支えで浅い値幅調整で終わるということでしょうか...。逆にこのまま年末まで上昇すると面白いかも。さすがそれはないか...でもあの大統領のことだからな...。

◉ 日経平均もゾンビのような上昇を続けています。今年に入ってから一本の線を縫うようにしてじわじわ上昇しています。山もなければ谷もありません、ただひたすら一本の線上をナメクジが這いあがるような株価の動きです。

◉ 2月最後の週もこの動きに大きな変化はないのでしょう。ただ、まもなく100日移動平均とクロスします。この100日線とのクロスが相場の転換点を作るような気がします。また、3月には月足のデットクロスも相場に変化をもたらすと読んでいます。

来週からは「キョンシー」に注意しながら参戦...。

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A Winter Tale [株式投資初心者]

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◉ 2月14日発表:米国小売売上高 [前月比] 結果: -1.2%、予想:0.1%、2018年12月の米国の年末のクリスマス商戦の結果の一部が含まれる小売売上の結果が2015年12月(-1.0%)を下回る結果となりました。多くの投資家が、この結果から下げ相場を意識したと思います。 15日NY-DOWは +433$の強い上昇となりました!

◉ 16日、Bloomberg:「S&P500が10週ぶり高値、原油は年初来高値」15日の米株式相場は上昇。世界経済への懸念が根強いものの、米消費者マインドの改善や米中通称協議の進展を好感して買いが膨らんだ。このフレーズ矛盾していないか...?

◉ 15日、ロイター:「ドル下落、FRB当局者のハト派発言受け=NY外為」ニューヨーク外為市場でドルが値下がりした。サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁が、年内の利上げは不要との考えを示唆し、ハト派発言と受け止められた。まだ効果あるのか3回目のハト派発言。

◉ NY-DOWの上昇波形をエリオット波動で見ると、現在は5波動の2波目で、まもなく終点を迎えるような気がします。26,000~26、200$辺りに節目があるので、この辺りが終点になるのかな。 いつも外れるけど..。

◉ では日経平均はどうなるのでしょうか、日経平均月足を見るとまもなく6ヶ月線が24ヶ月線にデットクロス(3月に発生)します。したがって、2月後半から3月中に強い上昇は期待していません。今まで通りのレンジ相場で推移するような気がします。ただ20、000円辺りまで下げると日銀と年金のPKOが入るので確実な買場になると読んでいます。

◉ 日経の月足では、さらに12ヶ月線が数か月後に24ヶ月線とデットクロスする可能性が出てきます。したがって、今年の相場はテクニカル的に2016年の値動きによく似た動きになるのではと読んでいます。ただし、米国株式相場の動き次第でこの読みは大きく変わりますが。

Freddie Mercuryの「A Winter Tale」が大好きです。特に、”世界は果てしなく回り続ける、信じられないめくるめくるその感覚これは夢...?”

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EU経済の衰退 [株式投資初心者]

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◉ ドルインデックスがダブル底形成のネックライン辺りでもみ合っています。このネックラインを切り上げて上昇すれば強い米国通貨=経済としてみるのが正解なのでしょうか。通常$Yは強いドルになると「円安」方向に上昇するのですが、今回は強力な110円の壁を破ることができない悲しい状態なのです。

◉ ドルインデックスは上昇中なのですが、株式市場は日経平均だけではなく、ドイツDAX指数、NY-DOW、S&P500、NASDAQなどの主な指数が一斉に下げて世界的な株安となってます。本格的な調整に入るのか、単なる上昇の押目なのか...。

◉ Quick:「8日のTOPIXでは全33種全てが下落」欧州ではけん引役となるドイツの景気が減速するなどEU経済の先行き不透明感が強まった上、トランプ大統領が中国の習近平主席との貿易交渉期限の3月1日まで会談する可能性が低いことを示唆し、交渉合意に対する期待も後退。前日の欧米株安の流れで売りが強まった。

◉ MONEY VOICE2月7日:「ドイツ航空会社ゲルマニアが2月5日に破綻」ベルリンを拠点とする航空会社ゲルマニアが経営破綻、中国経済の減速がじわじわと効いているようです。ドイツ経済の従来の好調さは中国経済に大きく依存していたためだと言われています。

◉ ドイツだけではなく、イタリアの政権交代、フランスの「黄色いベスト」運動からもわかるようにEU圏では多くの問題が噴出し始めています。EUの舞台で中国と言う主役を失ってしまった。ドルインデクスの上昇は、単にユーロ/$の下落による逆相関関係で上昇しているのに過ぎないのかも。

とりあえず米国経済にすがるしかない...?

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FRB議長「陰謀説」 [株式投資初心者]

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◉ 1月29日のNY-DOWは、まさに調整局面入り寸前でした。しかし翌30日、窓を開けての強い上昇をしています。1月22日から29日までの弱気ヨコバイ相場がうそのような上げ幅でした。今回のNY-DOWの底入れから今日までの上昇相場には、その節目でFRBの介入が目立っています。

◉ 2018年12月26日、それまで急落していたNY-DOWが、空前の金額の年金PKOで底入れ反転したのですが、5日後PKO効果が薄れ始め1月3日に強い下落が発生、そのタイミングでFRB議長が今年度の利上げ回数を限定する発言「いわゆるパウエルプット」で株価は再び強い上昇を始めています。

◉ そして29日、株価上昇は息切れし調整局面入り直前でしたが、またしてもFRB議長が「実質的に更なる利上げの一時停止」を表明、株価エネルギは生き返り窓開けての急上昇となりました。

息切れを起こすとFRB議長に「お告げ」をおねだりする。そんな展開がいつまで続くのでしょうか。「利上げ」発言も3回目はダメでしょう。しかし、62%まで戻したのですから「FRB相場恐るべし」です。

◉ 2月1日Bloomberg:米金融当局の180度姿勢転換に「陰謀説」渦巻く、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長ら金融当局者は、今週の連邦公開市場委員会で、政策運営姿勢を180度転換した。これを受けて、当局内部でいったい何が起こっているのか、さまざまな「陰謀説」が渦巻いている。<<--- だそうです。アメリカ人が大好きな展開ですね。

◉ それでは戻し38%にも届いていない寂しい日経平均はどうなるのでしょうか。多くのアナリストが ”今年の相場は2016年に似ている” と言っています。であれば、来週前半には念願の13週線にタッチして調整に入るという展開になるのでしょうか。このシナリオならナットクなのですが...。

NY-DOWと一緒に調整に入る...どうでしょう。

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壁は壁でも110円の壁 [株式投資初心者]

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◉ 今週は相場に方向感がなかった1週間でした。相場は高値圏から調整に入ると読んでいましたが、軽く2日間下げて持ち合いを作り、金曜日に上離れで終わりました。$Y為替相場も、この一週間110円乗せをトライしましたが109.999円が最高値で全て押し戻されています。110円から上には相当厚い売りポジションがあるのでしょう。

◉ 26日Bloomberg:「トランプ大統領が3週間の政府閉鎖解除で合意、民主党に屈する」求めていた国境の壁建設費用はこの合意には含まれていません。絶対に壁建設費用が確保されない限り、政府閉鎖の再開は認めないと主張してきましたが、自身の支持率急低下には負けたようです。でも、壁の要求は、もちろん継続するのだそうです。いい性格デスネ!

◉ 日本の市場アナリストには米国発「インテルショック」も下げが限定的だった事、米中貿易摩擦にも悪材料の出尽くし感がある等で、来週以降の強気相場を予想しています。しかし、為替が110円に乗せることができない現在、強気相場にはちょっと無理のような気がするのですが...。

◉ 来週の米国市場はは、マイクロソフト、アップルなど大手の決算発表、FOMC政策発表、FRB議長記者会見など重要イベントが続きます。発表内容で株価は大きく振れる(あたりまえですよね!)。日経平均は、NY-DOWと同じように狭いボックス圏で推移しています。日経平均CMEは小高く終わっているので、来週月曜日の寄付き株価は小幅高でしょうか。

NY-DOW、金曜日の日足(長い上ヒゲ)ちょっと「トンカチ」に近い!

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壁だ壁だ壁を作るぞ... [株式投資初心者]

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◉ すごいですね! NY-DOWが半値戻しを達成しました。年金PKOからの反発から、FRBのハト派発言、米中貿易摩擦の条件緩和論等々で長い間くすぶっていた「弱気相場のセンチメント」が一転強気に転換したのでしょうか...?

◉ そんなことはないと思います。巨額年金PKOで反発した相場の勢いが株価の巻き戻しを起こしているだけでそのエネルギーは限定的だと思います。添付チャートのモメンタムですが、すでにピークアウトしてダイバージェンスを示唆しています。来週にも25、000$辺りの上値抵抗線が巻き戻しの限界点のような気がします。

◉ 日経平均も25日移動平均線にやっと到達することができました。とりあえず目先の目標に達成しました。ただ25日線は下向きで、昨年11、12月の時も早々に下げに転換しています。ここからは戻り売りが重しとなりジリジリと下げていくのか、それとも戻り売りを消化して上昇するのか、来週早々に相場がその答えをだしてくれます。

◉ 18日、トランプ大統領は19日に「ホワイトハウスから重大な発表を行う」とツイッターで発表しています。メキシコ国境の壁の建設予算を巡り議会(民主党)との対立で一部の政府機関の閉鎖が長引いていますが、壁予算を緊急的に捻出する「国家非常事態宣言」を行う可能性が取りざたされています。

「国家非常事態宣言」の内容、相場に影響出るのだろうか...。

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米国年金PKO6.6兆ドルの効果 [株式投資初心者]

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◉ NY-DOWが急反発しています。まもなく半値戻しの領域に入ろうとしています。「半値戻し」は重要な節目となります。この節目を越えるためには相場が納得する理由が必要になります。注目されていた米国の重要指数は、 ISM製造業景況指数が悪化、1月7日発表のISM非製造業景況指数は下落、1月11日発表の消費者物価指数(CPIコア指数)は変わらず。これらから米国経済は緩やかに落ち込んでいるような気がします。

◉ では何がこの反発のトリガーになったのでしょうか。一つは、1月4日 - パウエルFRB議長のハト派発言、「FRBは忍耐強く対応するとともに、 経済の勢いが堅調であっても市場が織り込む下振れリスクに対して敏感との認識を示した。」二つ目は、米中貿易交渉の条件緩和の可能性など、どちらも明確な根拠はありません。三つ目、ファンドマネージャー西山氏によると:12月26日に米国政府は6.6兆ドルの年金PKOを投入し強制反発させた。

◉すごいですね、 6.6兆ドルです。6兆円(日銀の年間PKO予算)ではありません。「Amazon創業者ジェフ・ベゾスさん、ダブル不倫の末の離婚で7.5兆円失う見込み」大したことありませんね。

ただ、NY-DOWはほぼ天井圏に入りました。アブナイですね!!!

◉ 一方で日経平均は本当に寂しい動きとなってます。現在はほぼ横ばい状態で推移しています。やはり$Y為替相場が108.50円でもみ合っており相場にトレンドが出ていないのも一因なのでしょう。

難しい相場です

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1月下落ジンクスはどうなる [株式投資初心者]

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◉ 為替$Yのフラッシュ・クラッシュで始まった大発会、暗雲立ち込める2019年かと思いきや、4日発表の米国非農業部門雇用者数が、予想:17.7万人に対して、驚きの結果:31.2万人。失業率 予想:3.7%に対し結果:3.9%と少々悪化。

◉ Bloomberg:5日のFRBパウエル議長「米国経済には明るい勢いがあるととしつつ、金融当局は経済へのリスクを精査する上で辛抱強くなり、必要に応じて迅速に政策を調整するとの考えを示した」の発言で、2019年の予定利上げに調整の可能性と読まれNY-DOWは大きく反発+746.94$で終わっています。

◉ 米国経済はFRBの「政策調整」で大きく変わるのでしょうか、2018年に集計された米国の実体経済の指数は、「まだら模様」の状態になってきています。ISM製造業景況指数 予想:57.9を大きく下回り54.1、非農業部門雇用者数が12月に大幅増の31.2万人そして失業率が悪化、なんだこの違和感は...。

◉ 来週の日経平均も米国相場の強い反発を受けて先物が20120円と大きく上げて2万円台を回復しています。そもそも日経平均は「陰の極」を脱出してはいなかったので、米国相場の反発と$Y為替の反転(108.51銭)は渡りに船です。

◉ では日経平均はどんな1年になるのでしょう、テクニカル的には日経平均は、「2016年の値動きと似たような動きに」なるのではないか、そして「為替の動きに顕著に追従する相場」になるのではと読んでいます。2019年、米国の実体経済はゆっくりと低下する基本シナリオは変わりません。

◉ 例年の1月相場のように中旬辺りから下げていくのかな...どうだろう。為替の方向感を注視しながら勝負の機会を作っていきます。

来週は勝負のチャンスあるかな

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ニトリ会長 [株式投資初心者]

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◉ 大納会が終わりました。日経平均は青息吐息で大引け数十秒前に14.77銭をつけて節目の20、000円台を維持しました。 週刊現代(1月25日号)の「ニトリ会長 2018年を大予測」と題した、ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長のインタビュー記事を思い出しました。

◉ 会長の的を得た経済予測には、驚くばかりです。記事内容をいくつか取り上げますと ★アメリカ景気はの拡大は100カ月以上続いている本来であれば下降局面にはいいている。今年の第3四半期くらいから失速する。★ アメリカの景気失速から為替($Y)は100円近くまで行く場面も、年末は105~108円、そして日経は2万円きるかも。

◉ それでは2019年を会長はどのように予測しているのだろうか。27日 ロイター: ニトリホールディングス(9843.T)の似鳥昭雄会長兼最高経営責任者(CEO)は27日の決算会見で、来年の日経平均株価.N225について「乱高下をして、年末には2万円台になる(戻る)のではないか」との見通しを示した。

27日 日経新聞:似鳥会長が米国景気の動向を先取りするとの理由から注視するのが米住宅関連の指標で「ここ数カ月は鈍化している」と述べた。足元の原油安については「世界経済が不況になるサインだ」と指摘した。本格的な景気後退は20年以降で21~22年が底とみる。「前回(64年)の東京五輪は終わる前から不況になった。過去にあったことは必ず起こるのが経験則だ」と指摘。「不動産価格も下がるとみており、不況時こそ思い切った投資をしたい」とも述べた。

「詳しくは来年1月7日発売の『週刊現代』で話しているからぜひ読んでほしい」とのことです!

◉ 会長の指摘している米国住宅市場は、今年の新築住宅販売件数で見ると3月:69.4万件のピークを打って4月: 66.2-> 68.9-> 63.1-> 62.7-> 62.9-> 55.3-> 54.4万件と徐々に下落しています。11月の予想:56万件ですが結果発表はまもなくです。

2019年風水方位盤です、来年の恵方は甲(東やや北)の方位です。来年も恵方詣でをし、気持ちを新たに勝負に臨むつもりです。

皆様にとりまして幸多き一年となりますよう心からお祈りいたします

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米国ジャンク債 急落の意味すること [株式投資初心者]

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◉ 米国株価の先行指数と言われている「高利回り債ETF」が2016年2月以来の安値を付けました。Bloomberg:「ジャンク債の売り加速、大規模ETFから約2時間に1000億円超が流出した」と伝えています。21日のNY-DOWは、-414$の続落となりました。

◉ 以前読んだ投資の本で、「三つの金利で米国の景気は予測できる」という章がありました。その一つ目の金利は、政策金利(短期金利 FFレート)です。19日、FOMCは0.25%アップで金利が2.50%となりました。二つ目の金利は10年国債利回り(長期金利)です。3.2%まで上昇した利回りも現在では2.78%まで下落しています。そして最後、三つ目の金利は社債利回りです。企業が発行する債券で、今回大きく売られた「高利回り債ETF」もその一つです。

◉ 政策金利=2.50%、長期金利=2.78%、長期金利は今年の1月までは2.5%を割って推移していましたので、このまま長期金利が下落していくのか、あるいはFRBが来年に2回の利上げを実施するとしたら政策金利=3%になる可能性も出てきます。近い将来「長短金利の逆転現象、逆イールド」が現れることになります。そうなると確実に景気の減速期に入ることになります。

◉ そして、それを最も早く感知するのが、「高利回り債ETF」ジャンク債だと言われてます。だが金利の動向以外の指標はどうでしょう、雇用統計、失業率、ISM製造業景況指数などの実体経済の指数は非常に安定した景気環境を示しています。

◉ よく相場は半年前の経済を先取りすると言われます。2019年には実体経済の指数にも景気減速感の兆候が出てくるのかもしれません。

◉ さて来週の日経平均はどう動くのでしょうか。現在先物は、20、000円を割って19、850円で終わってます。次の節目は、19、700円ですが、これを割るかどうかが注目点です。ただ、25日平均の下方乖離率が7%と売られ過ぎを示していることや、PBR=1.04とすでに陰の極なのです! 来週は自立反発する可能性が十分あります。しかし、上値は重いのでしょうね。

明るいニュースほしいな

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掉尾の一振はあるのか [株式投資初心者]

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◉ 今年の相場も残すところ9日間、トランプ氏とAIに振り回された相場でした。12月14日は、今年最後のメジャーSQで2日間で688円上げた株価を一気にー441円と64%近く下げて終わってます。Bloomberg:世界的な景気先行き懸念から「来年相場は良くない」とみている投資家が多く、新規買いの動きが乏しいと言っています。このMSQの値動きで、今年は終わったとみている投資家が多くなったようです...。

◉ 日経平均 週足をエリオット波動で読むと現在下落C波が進行していると思います。エリオット波動は人によって波動カウントのずれが大きく信頼性が低いと言われています。それは、波動のフラクタル構造をどの時間軸で読むかでカウントが大きく変わるためです。だから、人のカウントは参考にしますが、あくまでも自分のカウントを信じて相場を読むようにしています。

◉ 前のBLGでも書きましたが、日経平均はフラッグというフォーメーションを形成しています。そしてまもなく最後の上げを形成すると読んでいます。この上げはフェイラースイングで終わりになります。掉尾の一振となるのか注目です

勝負できるか?

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下落C波継続中 [株式投資初心者]

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◉ 11月の雇用統計、非農業部門雇用者数:前回 25万人、予想 20万人、結果 15.5万人で予想に届かない結果となりました。失業率は9月以降 3.7%、非常に低い失業率を維持しています。予想より弱い雇用統計を受けて米国株は大幅続落となりました。特にS&P500株価は3月以降で最大の下げとなっています。

◉ NY-DOWはダブル底から強い上昇かと思われましたが、トランプ政権が中国との貿易戦争(ファーウエイ・ショック)をよりつき進めた事、さらに金融市場では、現実のものとなりつつある逆イールド化(短期金利が長期金利よりも高くなること)への恐怖心の広がりなどで株価の下げを大きくしているようです。

◉ Quickレポート:「米景気後退の兆し、ここにも 先行指数のダウ輸送株が急落」4日の米株式市場で景気の先行指数とされる「ダウ輸送株平均」が急落しているそうです。

◉ それでは、「米国がくしゃみをすると日本は風邪を引く」日本経済はどうなるのでしょうか。12月3日 Quickレポート:「日本企業業績見通し「下方修正」が優勢 QUICKコンセンサスDI、2年ぶりのマイナス幅に」主要企業の業績予想の変化を示すQUICKコンセンサスDI(11月末)は、金融を含む全産業ベースでマイナス17と、前月(マイナス10)から7ポイント悪化しているそうです。

◉ これらがすべて明日からの市場に対して変化をもたらすものではありませんが、日経平均の日足チャートは、「ダブル底」が崩れてフォーメーションが「フラッグ」へと変化しています。「フラッグ」はトレンド回帰型で、現在の下落3波の最終C波が更に下落することを意味しています。

◉ 最終C波に現れた「フラッグ」を見て思い出すのは、2016年6月24日の英国のEU離脱の悪夢です。日経平均はこの時、最終C波に現れた「フラッグ」が強い下落を作っています。6月24日の時もそうですが「フラッグ」は5波動目でフェイラースイングすることが多いのですが、今回はどうでしょう。

相場は予測不可能な世界です。本当に「フラッグ」なのかは振り返って見なければわかりません。

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