FRB議長「陰謀説」 [株式投資初心者]
◉ 1月29日のNY-DOWは、まさに調整局面入り寸前でした。しかし翌30日、窓を開けての強い上昇をしています。1月22日から29日までの弱気ヨコバイ相場がうそのような上げ幅でした。今回のNY-DOWの底入れから今日までの上昇相場には、その節目でFRBの介入が目立っています。
◉ 2018年12月26日、それまで急落していたNY-DOWが、空前の金額の年金PKOで底入れ反転したのですが、5日後PKO効果が薄れ始め1月3日に強い下落が発生、そのタイミングでFRB議長が今年度の利上げ回数を限定する発言「いわゆるパウエルプット」で株価は再び強い上昇を始めています。
◉ そして29日、株価上昇は息切れし調整局面入り直前でしたが、またしてもFRB議長が「実質的に更なる利上げの一時停止」を表明、株価エネルギは生き返り窓開けての急上昇となりました。
◉ 息切れを起こすとFRB議長に「お告げ」をおねだりする。そんな展開がいつまで続くのでしょうか。「利上げ」発言も3回目はダメでしょう。しかし、62%まで戻したのですから「FRB相場恐るべし」です。
◉ 2月1日Bloomberg:米金融当局の180度姿勢転換に「陰謀説」渦巻く、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長ら金融当局者は、今週の連邦公開市場委員会で、政策運営姿勢を180度転換した。これを受けて、当局内部でいったい何が起こっているのか、さまざまな「陰謀説」が渦巻いている。<<--- だそうです。アメリカ人が大好きな展開ですね。
◉ それでは戻し38%にも届いていない寂しい日経平均はどうなるのでしょうか。多くのアナリストが ”今年の相場は2016年に似ている” と言っています。であれば、来週前半には念願の13週線にタッチして調整に入るという展開になるのでしょうか。このシナリオならナットクなのですが...。
NY-DOWと一緒に調整に入る...どうでしょう。
2019-02-02 14:20
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