日経 21,000円の攻防 [株式投資初心者]
◉ トライアングルを形成中のNY-DOW、25日の下値抵抗線からの反発は弱い上昇エネルギーでモタモタしていました。しかし29日は一転、窓開けて強い陽線で上昇しました。29日のNY-DOW上昇の源は:Bloomberg 30日 「リフト、上昇初日に株価急伸-IPOで23.4億ドル調達」
◉ 米配車サービス2位のリフトの株価が、上場初日となった29日のニューヨーク市場で急伸しました。同社のIPO規模は約23憶4000万ドル(約2600億円)で、IPO価格は仮条件レンジの上限に設定いされていました。実はリフトの筆頭株主は「楽天」で13%の保有比率、800億円規模の評価益が発生する可能性があるそうです。 三木谷:ガッチリ!
◉ 来週から4月、メイ首相の離脱案3度目の否決、米中通商協議、そして決算発表シーズンに入ります。NY-DOWが形成中のフォーメーションがトライアングルなのかフラッグとなるのかが注目点です。ただ、中旬から始まる米国決算を見極めるまで米国市場には大きな変化はないような気がします。
◉ 日経平均はどうなるのでしょうか。8週連続となった海外投資家+国内個人の「売り」は25日の週も継続していたような気がします。日経新聞社 3月22日「日経PMI 50%割れ 3月、15年4月以来」3月の日経PMI(製造業購買担当者景気指数)の速報値は 49.1%となり3カ月連続低下、ついに景気判断の分かれ目の50を下回りました。
◉ その影響か、25日の週の日経平均は上下動の激しい相場となりました。日経平均のダブルトップのネックラインは21、000円ですが3月に4回、内2回は25日の週にブレイクが試みられました。その都度PKOと思われる強い買戻しが下落を阻止しています。
◉ しかし、いつまでも政府系の買い支えが続くとは思われません。節目の21、000円はまもなくブレイクされると読んでいます。
4月1日、エイプリルフールは上げで始まるのでしょう。
2019-03-30 12:35
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