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まだら模様の経済指標 [株式投資初心者]

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◉ 1日発表「4月 ISM製造業景況指数」1月:56.6、2月:54.2、3月:55.3、そして 4月:52.8と2018年8月61.8%をピークに右肩下がりでついに53%を割りました。3日発表「4月 ISM非製造業景況指数(総合):55.5%」2018年9月61.6%をピークにジリジリ下げています。そしてFOMCの金融政策にも影響が出る、3日発表の「雇用統計 非農業部門雇用者数変化(前月比)」は予想:18.5万人に対して26.3万人の増加、失業率3.6%と雇用統計はISMとは真逆の指数を示しています。

◉ ただし、雇用統計の4月平均時給(前月比)は予想の0.3%、結果0.2%、前年同期比は予想3.3%、結果3.2%と予想を下回り、雇用者数は増加していますが時給は改善されてはいません。1日FRB議長の記者会見で「トランプ氏の利下げ要求」に対して ”政策スタンスは「現時点で適切」である” と利下げには触れることはありませんでした。この発言で市場は弱気に傾きましたが、3日の雇用統計で株式相場は反発:S&P500は1%、NY-DOWは197$(0.8$)、ナスダック1.6%と全て強い上昇を見せています。

アップルの2四半期連続減収減益でも、アルファベット(Google)の大幅な下落も反発に入っています。悪い材料には鈍い反応、良い材料には過敏な反応を見せているようです。政府が下支えしている相場なので「XXショック」のような事態が発生しない限り大きな下落は起きないと市場は読んでいるのでしょうか。

◉ NY-DOW CFD日足のボリンジャーバンドはかなりスクイーズしています。まもなく新たなトレンドが発生するような気がします。また日足は、ブロードニングフォーメーションを形成しているようで、来週月曜日も上昇し再度26、680$の上値抵抗線を試しに行くと思われます。

ブロードニングフォーメーション! ちょっと危ないかも

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